はい。『世界の快適音楽セレクション』2014年新年特番のご紹介記・その2です。
録音を聞いての文章化、なにかがついているんじゃないか?という勢いで三上さんパートも書き起こしましたw いやー、すごいですねー愛ですねー(←自分で言うかwww) めっちゃ楽しかったです\(^o^)/ 再度掲載になりますが、番組サイトのアーカイブからコピペしましたこの週のプレイリストを。 三上さんのコーナーは22曲目の前から24曲目までの時間帯です。 トーク内容は「More」以降でご覧いただけます。 2014.1.11 ~2014新年スペシャル ゴンチチ60歳~ 出演:ゴンチチ、藤川パパQ、湯浅学、渡辺亨 ゲスト:旦匡子、フジタマサヨシ 1 「映画“ゴジラ”から ゴジラの足音・鳴き声、メインテーマ」(映画“ゴジラ”サントラ盤から) (2分19秒) <東芝EMI TYCY-5617> 2 「チューブラー・ベルズ(パート1)」(マイク・オールドフィールド) (6分22秒) <VIRGIN REC. CDV200> 3 「ドント・ルーズ・ユア・マインド」(マイルス・デイヴィス) (5分40秒) <WARNER CLASSICS&JAZZ 5249823812> 4 「ドクター・アトミック・シンフォニーから 第1楽章 “ザ・ラボラトリー”」ジョン・アダムズ作曲 (管弦楽)セント・ルイス交響楽団(指揮)デイヴィッド・ロバートソン (2分31秒) <NONESUCH 7559-79932-8> 5 「1001ナイツ・イン・マラケッシュ」 (ジョン・ゾーン) (3分25秒) <TZADIK TZ8308> 6 「トゥジェ・デカ・ト」 (映画“DDLJ”サントラ盤から) (4分59秒) <THE GRAMOPHONE CDF110061> 7 「チャイヤ・チャイヤ」(映画“ディル・セ…”サントラ盤から) (5分53秒) <VENSU PRESTIGE VCDPR-772> 8 「ネンジュクレ」 (映画“カダル”サントラ盤から) (3分40秒) <SONY MUSIC 88765445502> 9 「あの夏の少女達」 (ゴンチチ) (2分50秒) 10 「スノー・チャイルド」 (ゴンチチ) (2分39秒) 11 「7シーズン・4ビート」 (ゴンチチ、辻コースケ) (2分54秒) 12 「夏の理由」 (ゴンチチ、辻コースケ) (3分00秒) 13 「風の国」 (ゴンチチ、辻コースケ) (3分52秒) 14 「放課後の音楽室」 (ゴンチチ) (1分58秒) 15 「ラヴ」 (ゴンチチ) (1分53秒) 16 「ビューティフル・デイズ」 (ゴンチチ) (2分12秒) ~沖縄リウボウホールで収録~ 17 「ロータリー」 (アンディ・パートリッジ) (3分21秒)<VIRGIN REC. VIP-6954> 18 「ドンヂィ」 (エヂ・モッタ) (5分14秒) <DWITZA MUSIC PCD93742> Page-1 19 「平和な愛」 (シコ・ブアルキ) (4分14秒) <SONY MUSIC 88883746122> 20 「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」 (エモーションズ) (1分49秒) <CAPITOL CDP7243 855631 26> 21 「リヴィン・シング」 (イー・エル・オー) (2分31秒) <CAPITOL CDP7243 855631 26> 22 「ザ・ストーリー・オブ・フォレスト」 (フジタ・マサヨシ) (6分01秒) <FLAU FLAU31> 23 「スノー・ストーム」 (フジタ・マサヨシ) (4分01秒) <FLAU FLAU31> 24 「夕暮れ、さざ波」 (ゴンザレス三上、フジタ・マサヨシ) (2分56秒) ~ゴンチチハウスで収録~ 25 「悲しき六十才」 (ダニー飯田とパラダイス・キング) (2分59秒) <東芝EMI TOCT-9519> 26 「夢見るころを過ぎても」 (ナット・キング・コール) (3分32秒) <東芝EMI TOCJ-5306> 27 「ロンサム・ロード」 (ジュニア・キンブロウ) (3分37秒) <P-VINE PCD5207> 28 「アナザームード」 (ゴンチチ) (4分07秒) 29 「安里屋ユンタ」 (ゴンチチ) (2分24秒) 30 「明日はがんばれるかもしれない」 (ゴンチチ) (1分59秒) 31 「ゴーイングマイホーム」 (ゴンチチ) (2分01秒) 32 「マルセルでさえも」 (ゴンチチ) (4分13秒) ~沖縄リウボウホールで収録~ 33 「夕日に赤い帆」 (アール・グラント) (2分01秒) <UNIVERSAL POCE-3016>
藤田 正嘉 藤田さんよろしくお願いします F:よろしくお願いします G:あのー、だいたいドイツとは8時間くらいの時間差があるということで F:そうですね G:いまこの収録をしてるときに、こちらはだいたい4時くらいで。そちらは朝の… F:朝の8時ですね G:朝の8時ですね。あのー…朝早くすいません。ありがとうございます F:いえいえ、とんでもないです。ありがとうございます G:あのですね、今お住まいになっているのは、ベルリンということで F:そうですね、ベルリンです G:その、どのあたりですか、ベルリンのなかの… F:ノイケルというところなんですけど、市街地の中でも、昔は外国人とかが多かった…ま、今でも多いんですけど。
~音楽流れる~
F:いや、今回のアルバムに関しては電子音は使っていなくて、すべてアコースティックですね。ヴィブラフォンの音と、あと、数曲、チェロとヴァイオリンが入っているだけで、2曲だけですね。 G:あ、鉄琴の上に… F:そうですね G:ミュートして載せるっていう F:そうですね、一部分だけなんですけど、そういうのとか。別の曲では弦楽器用の弓、ですね、使ったりとかもするんですけど。 G:今回のアルバムでは使ってないっていうことですよね F:そうです G:なんかすごく落ち着いた感じになってますけれども F:ありがとうございます G:藤田さんがまずヴィブラフォンと出会われたというきっかけをちょっとお聞きしたいんですけども F:そうですね…最初、自分は、ドラムを演奏してたんですね G:ほう F:わりと子どものころからドラムを演奏していて。音楽好きな父親の影響もあるんですけど。それで20代のはじめくらいまでドラムを演奏してて、ちょうどそのころJazzのドラムの人の手伝いで荷物運んだりとかしてることがあって。 G:それが何歳くらいですかねえ F:たぶん20…4とか5とかだったと思うんですね。もうちょっと後かな。 G:そうですか F:今も勉強中…という感じで。自分のファーストアルバムを作っていて、日本にいたころに。で、2005~6年だったと思うんですけど。それで、2007年にイギリスのムティア(Moteer)というところからリリースすることに決まっていて。 G:そのー、やっぱりドイツに行こうと思われた、なにかこうきっかけみたいなものは F:わたし妻といっしょにこちらに引っ越してきたんですけれども、当時からふたりで海外に一度住んでみたいねって話はしていて。 G:よかったんですね F:そうです。あとちょうどそのぐらいのときにベルリンに若いアーティストが世界中からどんどん集まっているというのをちょうど聞いて、物価が安くてアーティストがどんどん集まってきているっていう… G:物価は安いんですか F:そうですね、高くなってはきてるんですけど、家賃とかが、特に当時とかはすごく安くて。だんだん今、人気が出てきちゃって、高くなったり空きがなくなったりしてるみたいなんですけど。 G:そうするともう、7年ぐらいお住まいということですね F:そうですね。2013年の11月で7年になりましたね G:われわれゴンチチもですね、一回なにかテレビのお仕事で、ドイツのライン川を下るのを生で F:生で G:衛星で生でなんか…、8時間ずれでやってたんだと思うんですけども。 F:そうですね G:ねえ。ちょっとやっぱりドイツやっぱり哲学的な…こっちのイメージもあるかもしれないんですけども。ちょっとそういう思索的な、深い色ですね。 F:ベルリンはけっこういま世界でも中心地のうちのひとつだと思うんですね。いろんなアーティストとかレーベルとかがあって。 G:じゃあ、ここらあたりで、また藤田さんのアルバム『Stories』からもう1曲、「Snow Stom」という曲をお聴きください ~音楽流れる~
G:あぁー…はい、はい
G:あのー、フェスティバルとかそういうのも小さいのから大きいのまで、色々やっぱり、ドイツで聞いたりはしますよね F:うーん…そうですね。ベルリンにもいくつもフェスティバル大小含めて新しいのもどんどん出来てるし、昔からやってるのもあったりとか。 G:あのー、この『Stories』というアルバムは、レコーディングはお家でされることが多かったんですか? F:えーと、このアルバムは、なんかパフォーマンススペースみたいなところを借りて、そこで3日くらいかけてエンジニアの方とレコーディングして。、あと、でも追加でいくつかは部屋でもレコーディングしたりとかありましたね G:はい。で、自宅でいろいろ、加工したりという作業をされるという感じですか F:そうですね、NGテイクを切りだしたりとか…そういう。 G:そうですか。やっぱり、ヴィブラフォーンという楽器はかなり大きなものですよねえ F:そうですねー、1.5mくらい幅があって。1mくらいあるのかな、奥行きが G:それを仕事場に…ま、自分の部屋に置かれて F:はい G:で、日ごろ演奏したり、まあ、録音したり…練習したり、というような感じですか F:そうですね、もうほとんど、あのー、なんていうんですか、ベッドルームスタジオというか。 G:そうですか。やっぱりアイデアが、ちょっと出た時は、もう、すぐ録音して、って感じですかねー… F:そう…ですねー。アイデアが出て録音するというよりはなんか、適当にすごく弾いてることが多くて。 G:そうですか。いいですねー、そういうのね。なんかね、自然な感じで。 F:そうですね、あのー…新しい挑戦ていうふうにはあまり考えてやっていたことはないんですけれども。 G:はあー F:で、自分の中で湧き上がってくるというよりは…。 G:わかりました、ありがとうございます。 F:はい G:藤田さんがそれを調理する、というような… F:(笑) G:コラボレーションみたいなものをしたんですよね、今回。 F:ああ、ありがとうございます G:元ドラマーだったということを、僕、知らなかったので。 F:ああ、三上さんが G:はい、そうなんですよ。そういう、僕が送った素材の中で、そういうちょっとしたビートみたいなものを、なんかこう、調理してくださったような気がして、すごく有難かったんですよね F:ああ、いえ、こちらこそ G:ということで、最後に、ふたりのコラボレーションということで。ゴンザレス meets 藤田ということで。 F:はい ~音楽流れる~ G:あと、その…全っ然、話は変わりますけれども
G:ドイツの、その、食べもの…僕は、すごく、食べものが好きなんで、食べ物にこだわりたいんですね。音もありますけれども。 F:ドイツですか…えーっと…うーん…あんまり…。 G:そうですか F:なんか、でっかいなー、というのが多いですよねー G:なんか、その…ゴンチチでドイツに行った時もレストランに入って、なんかいろいろ数種類頼んだんですけど。 F:あ、そうでしょ G:料理があったんですね F:そうなんですよ G:で、隣になんか有名な日本の百貨店の、働いている日本人の方がたまたま同席されてまして「全部一緒ですよ」っておっしゃってたんですけどね F:(笑)そうーですねえー、正直、そうですねー G:ドイツの郷土料理はそんな感じなのかなってちょっと思ったんですけど
G:おうちではやっぱりあれなんですか、そういう日本食といいますか、そういう食材を買ってきて、おうちで F:そうですね。うち、家族も日本人なので、妻も。なので、ほぼ自炊で、うちで…。 G:それはすごいですね。やっぱりドイツに住んでても、食べ物はやっぱり… F:なんですかね、やっぱり食べたくなってしまうのと…。 G:ああ F:うん…。日本ってけっこう、スーパーで買って自炊するのと外食するのと、そんなに値段的にわりと大差がなかったりするのかなと思ったんですけど。 G:食材なんかでは、日本の独特の食材みたいなものはドイツにも結構あったりはするんですか。例えば白菜とか菜っ葉とかネギとか… F:あー…、モノによってですね。白菜はありますね G:白菜はありますか F:白菜はそのままあって、ネギは、ちょっと違う感じなんですけど、味はだいたい同じのがあって。 G:ああ F:あと…春菊がないですねー。鍋の時期にはカナシイ感じで G:(笑) F:(笑) G:それちょっとツライ感じもありますよねえ F:ツライ…ですねえ G:なんか送ってもらったり。 F:葉っぱものは、そうですねえ。アジアショップとか回って、わりと食材とか調味料とか、野菜もたまに買えたりするんですけど、春菊を見つけたことがないんですよね。あるのかもしれないんですけどね G:そうですか…。日本には、7年間の間は何度かお帰りになったことはあるんですか F:そうですね。毎年は帰れないんですけど…。最近だと、2年ぐらいに1回くらいですかねえ。 G:じゃ、春菊も、いっぱいそのときに… F:(笑)食べたと思います。いろいろ食べたので、もう憶えてないんですけど G:そうですか。また…2014年は日本にいらっしゃるようなことは F:えーっと、今のところはまだ予定とかは全然ないんですけども。今、ちょうど、新しいアルバムを製作中で。 G:ああ、そうですか、ぜひ、生が聴けたらいいなとは思ってるんですけれどもね F:ぜひ G:ぜひ、お聞きしたいと思ってるんですけども。 F:こちらこそ、ありがとうございました G:最後に、とっても素敵な曲をいただけてですね、本当に幸せ F:いえいえ、こちらこそ、ホントに G:ところで、藤田さん、いま、お年は、お幾つで… F:35になりました G:そうなんですか、じゃ、僕、あのー、2013年の12月30日で、60歳に、還暦になりますんで F:あっ、おめでとうございます G:ありがとうございます。ちょうど、だいたい、一回りぐらい…あ!二回り離れてるぐらいですよね F:ああ、そうですね G:そうですね F:35…、はい G:そうですね。24…ぐらい F:24…25、はい G:そうですね。この、二回り離れた(笑)ユニットみたいなものが、ここで1曲できたというのは、本当に幸せでした。本当にありがとうございました F:いえいえ G:藤田さんも、日本に帰られた時は、ぜひお会いして F:はい、ぜひ G:なにかね、できればいいと思います F:ありがとうございます G:今日は本当にありがとうございました F:こちらこそ、ありがとうございました G:ヴィブラフォン奏者・作曲家、藤田正嘉さんでした
by LOVEGNTT
| 2015-06-27 19:00
| ゴンチチラジオ
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